御徒町凧 OFFICIAL SITE

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詩

透明それでいて不明

終わりのないゲームの最中

眠りが生を妨げる

争っているようで混ざり合っている

壁はいつも目には映らなかった

ハイネケンとバドワイザーの袋を

南米の熱波が小気味よく運ぶ

汚れたパレット越しに

顎を上げた自転車が遮る景色

モノトーンを破るジャガイモの花

感情を形に置き換えて

時たま凍る運河に白い息を吹きかけている

降り出した雨に変形を迫られるの日々

瞬きの数だけ微笑むこともできる

未知のウイルスを

胸いっぱいに吸い込んで

明日は明日の海を渡ろう

小さいよ 君は小さいよ

音を点に 点を面に

ああ こんなにも

風の抵抗がない

広げた両腕が透明

それでいて不明

二〇二〇年〇二月一七日(月)

透明それでいて不明

終わりのないゲームの最中

眠りが生を妨げる

争っているようで混ざり合っている

壁はいつも目には映らなかった

ハイネケンとバドワイザーの袋を

南米の熱波が小気味よく運ぶ

汚れたパレット越しに

顎を上げた自転車が遮る景色

モノトーンを破るジャガイモの花

感情を形に置き換えて

時たま凍る運河に白い息を吹きかけている

降り出した雨に変形を迫られるの日々

瞬きの数だけ微笑むこともできる

未知のウイルスを

胸いっぱいに吸い込んで

明日は明日の海を渡ろう

小さいよ 君は小さいよ

音を点に 点を面に

ああ こんなにも

風の抵抗がない

広げた両腕が透明

それでいて不明

二〇二〇年〇二月一七日(月)

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