御徒町凧 OFFICIAL SITE

お知らせ

一覧を見る

詩

桑山公園

山口県防府市にある
桑山公園に行った
朝、目が覚めてそのまま
ランニングシューズを履いて
公園の割に勾配がきつく
ちょっとした山登りみたいで
頂上に着く頃には汗をかいていた
そこから防府の街を一望できた
その向こうには海が見えた
防府には防府天満宮があって
明日起きたら行こうと思っている
途中すれ違った親子が
坂道でボールを転がしていた
黒猫と烏が小さな稲荷の前で戯れていた
ヘルメットを被った学生が自転車に乗っていた
美味しそうな定食屋さんを通り過ぎた
少しだけ走ってもっと汗をかいた
私は今日を生きた
生きるために生きていると
無責任な詩情が
桑山公園の中腹の
出会いの広場にあった

二〇一七年〇三月一四日(火)

桑山公園

山口県防府市にある
桑山公園に行った
朝、目が覚めてそのまま
ランニングシューズを履いて
公園の割に勾配がきつく
ちょっとした山登りみたいで
頂上に着く頃には汗をかいていた
そこから防府の街を一望できた
その向こうには海が見えた
防府には防府天満宮があって
明日起きたら行こうと思っている
途中すれ違った親子が
坂道でボールを転がしていた
黒猫と烏が小さな稲荷の前で戯れていた
ヘルメットを被った学生が自転車に乗っていた
美味しそうな定食屋さんを通り過ぎた
少しだけ走ってもっと汗をかいた
私は今日を生きた
生きるために生きていると
無責任な詩情が
桑山公園の中腹の
出会いの広場にあった

二〇一七年〇三月一四日(火)

一覧を見る

寫眞

一覧を見る

雑記

絶対、大丈夫。山形、酒田。

直太朗のツアー『絶対、大丈夫』。昨日、公演の五本目が終わり、俺は今山形にいる。頭の中にある形にしなければならないことに輪郭を与えている最中なので、散文的な言葉がうまくまとまらずキーボード叩く手もおぼつかない。
年齢とともに無口になる人は多いが、それは言葉の限界に屈していることの現れではないか。旅先のホテルの部屋が嫌いではない。

絶対、大丈夫。山形、酒田。

直太朗のツアー『絶対、大丈夫』。昨日、公演の五本目が終わり、俺は今山形にいる。頭の中にある形にしなければならないことに輪郭を与えている最中なので、散文的な言葉がうまくまとまらずキーボード叩く手もおぼつかない。
年齢とともに無口になる人は多いが、それは言葉の限界に屈していることの現れではないか。旅先のホテルの部屋が嫌いではない。

一覧を見る

プロフィール

撮影/佐内正史

御徒町 凧 
おかちまち かいと

1977年東京生まれ 詩人。

2006年第一詩集『人間ごっこ』を刊行。
以後の詩集として『いつも、ミシン』(07年)『人に優しく』(09年)『朗読会の記録(一)家具』(10年)『朗読会の記録(二)道路』(10年)『朗読会の記録(三)空気』(11年)『砂の言葉』(16年)がある。
また、森山直太朗の楽曲共作者としてほぼすべての作品の作詞を手がけ、2008年「生きてることが辛いなら」で「第50回日本レコード大賞作詞賞」を受賞。
演出家としても森山直太朗のライブステージの構成・演出を担当する他、2005年に森山直太朗音楽劇劇場公演『森の人』、2006年には「カイトボックス」名義で演劇舞台『なにげないもの』、2012年には森山直太朗劇場公演『とある物語』を作・演出。
2009年には劇場映画『真幸くあらば』で監督を務め、同作は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にノミネートされた。

御徒町凧 商店

御徒町凧商店は詩人・御徒町凧の著書・制作作品などが購入できるWEBストアです。

WEBストア 御徒町凧 商店