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詩

知人の死

飛んできた雀が二羽

パン屋のオリーブに止まった

それはすぐ過去のことになったが

上空には空が広がった

見ようとしなければ

見えないものばかりが

周囲にあり

知人の死が

唐突に知らされる

枠を作るのではなく

枠を壊して生きようと

二足のスニーカーが

私を遠方へと誘う

二〇一七年〇二月〇三日(金)

知人の死

飛んできた雀が二羽

パン屋のオリーブに止まった

それはすぐ過去のことになったが

上空には空が広がった

見ようとしなければ

見えないものばかりが

周囲にあり

知人の死が

唐突に知らされる

枠を作るのではなく

枠を壊して生きようと

二足のスニーカーが

私を遠方へと誘う

二〇一七年〇二月〇三日(金)

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寫眞

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雑記

絶対、大丈夫。山形、酒田。

直太朗のツアー『絶対、大丈夫』。昨日、公演の五本目が終わり、俺は今山形にいる。頭の中にある形にしなければならないことに輪郭を与えている最中なので、散文的な言葉がうまくまとまらずキーボード叩く手もおぼつかない。
年齢とともに無口になる人は多いが、それは言葉の限界に屈していることの現れではないか。旅先のホテルの部屋が嫌いではない。

絶対、大丈夫。山形、酒田。

直太朗のツアー『絶対、大丈夫』。昨日、公演の五本目が終わり、俺は今山形にいる。頭の中にある形にしなければならないことに輪郭を与えている最中なので、散文的な言葉がうまくまとまらずキーボード叩く手もおぼつかない。
年齢とともに無口になる人は多いが、それは言葉の限界に屈していることの現れではないか。旅先のホテルの部屋が嫌いではない。

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プロフィール

撮影/佐内正史

御徒町 凧 
おかちまち かいと

1977年東京生まれ 詩人。

2006年第一詩集『人間ごっこ』を刊行。
以後の詩集として『いつも、ミシン』(07年)『人に優しく』(09年)『朗読会の記録(一)家具』(10年)『朗読会の記録(二)道路』(10年)『朗読会の記録(三)空気』(11年)『砂の言葉』(16年)がある。
また、森山直太朗の楽曲共作者としてほぼすべての作品の作詞を手がけ、2008年「生きてることが辛いなら」で「第50回日本レコード大賞作詞賞」を受賞。
演出家としても森山直太朗のライブステージの構成・演出を担当する他、2005年に森山直太朗音楽劇劇場公演『森の人』、2006年には「カイトボックス」名義で演劇舞台『なにげないもの』、2012年には森山直太朗劇場公演『とある物語』を作・演出。
2009年には劇場映画『真幸くあらば』で監督を務め、同作は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にノミネートされた。

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