御徒町凧 OFFICIAL SITE

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詩

運動会

思うように体が動く

転んで膝から血が流れる

色とりどりの国旗を飾って

死ぬまでにできることについて

ぼんやり考えている

慰めるように

永遠と音にする

「えいえん」

お菓子だけを食べるわけにはいかないと

猫のバスが教えてくれた

捕まえた金魚が浮かんでいる

魚にはまぶたがないんだって

まんまるな瞳がこぼれ落ちそうだ

生きることが懐かしいのはなぜだろう

静かな森の中にいると気が付くものさ

心はもともと一つだったってこと

二〇一九年一〇月一六日(水)

運動会

思うように体が動く

転んで膝から血が流れる

色とりどりの国旗を飾って

死ぬまでにできることについて

ぼんやり考えている

慰めるように

永遠と音にする

「えいえん」

お菓子だけを食べるわけにはいかないと

猫のバスが教えてくれた

捕まえた金魚が浮かんでいる

魚にはまぶたがないんだって

まんまるな瞳がこぼれ落ちそうだ

生きることが懐かしいのはなぜだろう

静かな森の中にいると気が付くものさ

心はもともと一つだったってこと

二〇一九年一〇月一六日(水)

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