
二〇二六年〇一月三一日(土)
一昨年買ったニットキャップ
どうして黒にしなかったんだろう
こんな変な色にしなければ
もっと被れただろう
黒を被った俺が
くたびれた顔をして
空港で君を待っている
外はそれでも大雪
今朝食べたミートソースだって
そもそも二人前のレトルトを
どうして湯煎してしまったのか
結局仕事は手につかず
サイゼリヤの間違え探しが
難解だという
聞いていて思ったのが
違うだけで間違いではないのでは
無意味の意味も味だから
食べ過ぎには留意したい
すべてが正解なのに
間違うことしかできないなんて
二〇二六年〇一月三一日(土)

みんな生きているってことが不思議で立ち止まることがある。いまだに。もうとっくに折り合いはつけているが、やっぱり拭い去れない。今日は人数が少なくて、ミニサッカーじゃなくてフットサルだった。よく空が晴れていて、寒くなかった。みんな生きていた。ここでしかほぼ会わない仲間たち。笑い合ってボールを追いかける。夢みたい。あ、夢か。
みんな生きているってことが不思議で立ち止まることがある。いまだに。もうとっくに折り合いはつけているが、やっぱり拭い去れない。今日は人数が少なくて、ミニサッカーじゃなくてフットサルだった。よく空が晴れていて、寒くなかった。みんな生きていた。ここでしかほぼ会わない仲間たち。笑い合ってボールを追いかける。夢みたい。あ、夢か。

1977年東京生まれ 詩人。